本市の西部・南部に位置する準工業地域・工業地域では、製造業を中心とした事業所が集積している地域があります。一方、本市の工業事業所数は平成２年（1990年）をピークに減少傾向にあり、平成２６年（2014年）にはピーク時の半数以下となっており、企業が立地しやすい環境づくりが求められています。
このような中、本市では平成３０年（2018年）１月に「豊中市企業立地促進計画」を策定しました。本計画では、地域特性等を踏まえた企業立地の促進及び既存企業の発展に資する施策を推進するとともに、住民と事業者が共存・共生し、事業所の安定した操業環境を維持・形成することを目的としています。この計画に基づき、本市では事業所の立地を促進する区域として、新たに「産業誘導区域」を設定し、立地促進奨励金の充実を図る等、豊中市企業立地促進条例の一部改正を予定しています。
つきましては、本条例の一部改正の骨子（素案）に関して、市民の皆様のご意見を募集します。